先日、この木で出来た橋を車で渡りました。ここを通るのは日が暮れる前がオススメです。暗いと落ちる可能性、あり。
さて。最近、久しぶりに言語学習SNS「Hello Talk」を使ってみたら、以前より使いやすくなっていました。
利用者が増えた気がする。ポルトガル語話者(主にブラジル人)とのやり取りが多く、普段触れないポルトガル語を知れるのは新鮮。
そんなHello Talkで、いくつか使えそうなポルトガル語を学んだのでアウトプットします。
1. Disponha 〜 どういたしまして〜
まずは、「Disponha」。
この表現、ブラジルポルトガル語(通称:ブラポル)では頻繁に出て来る。だけどモザンビークではほとんど聞かない。そう、モザンビークはポルトガルのポルトガル語なので、ブラジルのとは若干違う。
会話の流れから、「大体こういう意味合いなんだろうなぁ」と感覚で理解していたけど、Hello Talkなら日本語ペラペラなブラジル人もいる。日本語で理解してみるか、ということで質問してみた。
モザンビークだと全然使わないポルトガル語"disponha". De nadaやNão há de queと同様、ありがとうって言われた時に返す言葉らしい(つまり、どういたしまして)。ブラジル-ポルトガル語の音声映画観ると、よく出てくる #ポルトガル語
— YASUKE@モザンビーク (@yachiro51) 2017年11月16日
うん。要するに「どういたしまして」と言いたい時に使う言葉、のようだ。
かなり使用頻度の高い表現だけど、モザンビークでは" De nada"が主流。Disponha(=どういたしまして)と言う現地人に会ったことは一度もない。
ブラジル人にはこの表現を使っていこう。
2. Mulherengo 〜女たらし〜
最近、英語でナンパ師を「Pickup artist」ということを知った。
アーティストとつくと途端にカッコイイものに聞こえるのは僕だけだろうか。ナンパ師と言葉の魅力が全然違う。
ひょっとしたら、ポルトガル語もカッコイイ表現なのか。そう思い、Hello Talkの人たちに聞いてみた。すると、
日本語の『ナンパ師』に該当する言葉は見当たらないようだ。
Mulherengoという言葉は、モザンビーク人の知り合いに「路上やカフェとかで女性に声をかけてデートに誘う男、ポルトガル語でなんて言う?」と聞いたら出てきた言葉。
ただ、日本語のできるブラジル人曰く、ナンパしないMulherengoもいるから、ナンパ師=Mulherengoではない、とのこと。
Mulherengo=女たらし
この訳が適切みたいだ。
あれ?肝心の「ナンパ師」の訳がわからない。さらに突っ込んで聞いてみた。
僕「結局、ナンパ師ってどう表現すればいい?『caçador de mulher(直訳:女性ハンター)』とか?」
複数のブラジル人から回答をもらったが、ドンピシャでナンパ師を表現する言葉はポルトガル語には無さそうだった。
『Pegador』という単語があるが、それは『女性付き合いの上手い人』のようなニュアンスらしい。ナンパ師という言葉と違い、褒め言葉で使われるようだ。
どうやらポルトガル語圏では、わざわざ『路上で見知らぬ女性に声をかける男性』を1つの言葉で表現しようとは思わなかったみたいだ。
ブラジルでも普通に、英語の『pickup artist』や『PUA(pickup artistの略語)』を使うらしい。
3. Ainda assim 〜それでも〜
記事などに出てくる表現。Ainda assim=それでも。
(例文)
Não tenho álibi. Ainda assim, eu digo que não fiz nada!
アリバイはありません。それでも僕はやってない!
冤罪でこの表現を使う日が来ませんように。