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グループ会話が苦手な人への克服マニュアル

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こんにちは、やんびーです。

グループでの会話がなぜか苦手、一対一だと問題なく話せるのに。
そんな方、多いのでは?

僕もグループ会話が苦手で、会話に乗り切れずひたすら興味の無い話を聞かされた際には

早く家に帰ってNetflix観たいーー!!

と心の底で思ったりします。

今回は、グループ会話が苦手でどうにかしたい人へ、いくつかの対策を紹介していきます。
特効薬はありませんが、いくつか自分に合った対策をしていくことで、グループ会話への苦手意識が解消されると思います。

□目次

1. グループ会話が苦手な要因

1.1. 頭が情報を処理できていない

1対1で話すのは問題ないけど、集団になると途端に話しづらくなる。
そんな方は、もしかしたら脳の処理能力が会話に追いついていない可能性があります。

東洋経済オンラインの記事によると、複数で会話する際は脳の処理量が膨大となり、それによって話についていけない状況に陥るようです。

4人以上の場で「会話が苦手」になる人の必然 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

このことは決して頭の悪さを指摘しているわけではなく、どちらかというと人に気遣いしたり、周囲の目を気にしがちな方が陥る現象なのかと思います。脳の処理量を自らが増やしてしまっているんですね。

1.2. 自意識過剰

自分に意識が向きすぎていると、変な発言しないように・・・と緊張してしまい、会話に入れなくなります。

1対1なら自分の発言に十分な補足を加えられますが、グループ会話だと1人で話し過ぎるのは避けたいところ。
じゃあ出来るだけ簡潔に、要点を抑えて発言しよう!そう思って会話へ入る機会を伺いなかなか入れないアナタ。

・・・僕もです。

1.3. 会話の主導権を握っている人がいる

お喋りな人が延々と話をし、会話に入る隙がない。
そういう時、グループ会話の苦手な人は黙って話を聞くしかなくなります。

いつか誰かが自分に話を振ってくれるのを待ちながら、愛想笑いを続けるアナタ。

・・・僕もです。

1.4. 話のテーマに知識がない or 興味がない

例えば、法律の話をしている中に法律に詳しくない/興味のない人が会話に入っても苦痛ですよね。

自分の関心外の話が来ると、途端に黙ってしまう人がいます。
強引に話の骨を折ってテーマを変えようとすると、場の空気が悪くなり会話が弾まないので手が出せません。見逃し三振、ゲームセットです。

・・・と、ここまでグループ会話が苦手な要因をいくつか提示してきました。
では一体、どうすれば克服可能なのか?次で説明していきます。 

2. グループ会話を克服する作戦

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□真面目に克服したい人

2.1. 場数を踏む

根性が必要ですが、グループ会話の経験を積むのが克服の近道です。

僕は以前、会議などで多くの人前で話す際、緊張して声が震えることがありました。
が、何度もそうした場を経験する内に慣れていきました。

グループ会話の場に飛び込み、その空気感に少しずつ慣れていく

勇気のいる行動なので、初めはある程度自分と仲の良い集団の会話の場で慣らしていくのがオススメです。

2.2. ポジショニングを意識する

テクニック論ですが、これが案外重要です。

例えば6人テーブルに座る際、端っこに座ると会話に入るのが困難になります。
グループ会話が得意でないなら、あえて難易度の高い位置に座ることは避けたいもの。

会話の主導権を握りやすいのは真ん中に座っている人です。
なので、思い切って真ん中に座るか、話上手な人の横に座り、会話に入りやすい環境を作るのがオススメです。

2.3. 合いの手の達人となる

聞き上手になれば、グループ会話がだいぶ楽になります。
話し手が心地良く話せるよう適切な合いの手を入れてあげれば、グループ会話の波に乗れたも同然です。

参考までに、相づちの『さしすせそ』を伝授します!
さ:さすがですね!

し:知りませんでした!

す:すごいですね〜!(素晴らしいですね〜!)

せ: センスありますね!

そ:そうなんですか!?

これであなたも相づちマスター。

□邪道でもいいから何とかしたい人

2.4. グループ会話をする人を選ぶ

グループ会話の得意な人たちと付き合っていけば、グループ会話でも居心地良く過ごせるという発想です。

会話の流れを乱したり、退屈な話を延々とするような人とは付き合わない。
そんな断固たる決意を持ってみてはいかがでしょうか。

2.5. とにかく笑ってる

大学時代に知り合った社会人の方が
「俺は英語も話せない状況で単身アメリカへ渡ったんだ。アメリカ人グループの中にいても全く会話に入れなかったけど、ひたすら満面の笑みでいたら皆仲良くしてくれたよ」
と話していたのが記憶に強く残っています。

笑っているだけでグループ会話に参加してるように見える・・・素晴らしいトリックじゃないですか!

話をしている側からしても、笑っている人がいたら心地よく会話ができますよね。もしかしたら、笑っているあなたに話を振ってくれるかもしれません。

スマイルは0円なので、マクドナルドの店員を参考に笑ってみてはどうでしょうか。

□逆転の発想で問題解決を図りたい人

2.6. グループ会話の場へ行かない

もう無理をするな・・・お前はよく戦ったよ。この世の中のしがらみと。
今お前が逃げても誰も文句は言わないよ。言う奴は俺がぶっ飛ばしてやる。

・・・ということで、あえてグループ会話から意識的に遠ざかるのも1つの手です。

別にグループ会話をしなくても生きていけます

1対1での会話が得意なら「マン・ツー・マンでのお付き合いがモットーです」と周囲に知らせておけば、自然と1対1の会話の場も増えていきます。

異性に「今日の食事に友達誘っていい?」と言われても「マン・ツー・マンがモットーですので」と断りましょう。

その食事自体が消滅する可能性もありますが、苦手なグループ会話への参加を防げたということでプラスマイナスゼロです(たぶん)。

案ずるな!大半の日本人はコミュニケーションが苦手

そもそも、日本人はコミュニケーションの苦手な人が多いんです。
総務省の統計では7割近くの人が『コミュニケーションに苦手意識を抱えている』ことがわかっています。

考えてみたら当然のことで、昔と比べて日本人はコミュニケーションを取る頻度が激減しています。つまり、コミュニケーション能力を鍛える機会が減っているということです。

僕がモザンビークに来て驚いたのは、モザンビーク人のコミュニケーション能力の高さです。
決して特別な訓練をしたわけでも無いのに、話を振ると大半の人がずっと喋り続けられます。

これは日常生活で、常に人との直接会話が生じていることが理由だと思います。
僕もモザンビークにきてコミュニケーション能力が高まったのは、そうした環境のおかげです。

会話形式のコミュニケーション機会が減っている日本で、これからグループ会話の苦手な人は益々増えていくだろうと思います。

克服するためのテクニックも大事ですが、日本社会全体のあり方として、もう少し日常の会話頻度が増えていけば日本人のコミュニケーション能力も上がり、グループ会話への苦手意識を抱える人が減っていくのだろうと思います。

今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございます♪
 

 

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