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ポルトガル語検定合格マニュアル(スピーキング)

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ドンドン更新していきます。

お次は、スピーキング編だー

 

スピーキングは、事前準備をすれば点数を稼げるパートです。
 
どのレベルにおいても、基本的なテスト形式は
1. 自己紹介
2. ロールプレイング又はディベート
の流れです。

 

1. 自己紹介

自己紹介については、僕の場合、完全な丸暗記で勝負していました。
誰にも妨げられず、自分の言いたいことをひたすら話せる。つまり、
 
外部要因に影響されないので、準備した分がそのまま点に直結します。
 
ここだけなんです、問題が試験前からわかっているのは。
アドリブでなんとかなるさ〜、じゃ勿体無い。点を搾り取ってやりましょう、ここで。
 
自己紹介をよどみ無くスラスラ言えれば、第一印象で『この話者はポルトガル語を知っている』と印象づけることができます。
 
自己紹介後、試験官から質問がくるケースもありますが、その時はシンプルに答えておけばいいです。
自己紹介でガッツリ話しておけば、その後の返答が少し失敗しても大した影響はありません。
 
準備の流れとしては、
 
自己紹介文を作成→誰かに添削してもらう→完成文を暗記
という流れです。

ポイントは、こんな感じです。

自己紹介文:

1〜1分半程度でまとめます。

情報量の少ないのは問題外ですが、多すぎてもまとまりません。

まずは日本語で書いてみて、その後ポルトガル語に翻訳してみましょう。

 

添削:

文章作成に自信がない場合は、ネイティブなどに添削してもらうのがベターです。

難しい言い回しは本番で忘れる可能性があるので、普段使い慣れている単語・文法へ修正しておきましょう。

暗記:

完全に暗記すること

完全な暗記とは、例え天変地異が起きても忘れない状態を指します。

そこまで頭に叩き込んで初めて、抑揚や感情を込め、あたかも今考えているかのような自己紹介が可能になります。

 

対策に要する時間は、合計2〜3時間で足ります。

それでかなりの点数(30〜40%ぐらいはあるのでは?)を稼げるので、ありがたい!

直前に用意しても効果があるので、アドリブだけはやめてくださいね。もったいないお化けが出ますよー

 

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              もったいないお化け

 

2. ロールプレイングまたはディベート

これらについては、じっくり対策を練る必要があります。
全テーマをカバーするのは難しいですが、出題されそうなテーマはある程度予測可能です。
 
例えば、ロールプレイングでいったら『ホテル・レストランでの予約』『友人間で旅行の計画を立てる』等。
ディベートであれば、『海外と日本の文化の違い』『あなたの暮らしている国の問題は何か』『お勧めの本・映画の紹介』等。
 
ディベートではたまに時事ネタも出題されます。
だいぶ昔の試験ですが、原発事故の件についてディベートした受験生もいました。
 
これらへの対策は、
頻出テーマについて自分の意見を整理しておくことです。
 
これは自己紹介のように、きっちり用意する必要はありません。
大まかな流れを考えておき、あとは実際に、友人や語学教師とロールプレイングやディベートを練習しておくといいと思います。
 
CAPLEのHPで、レベル毎にどのようなテーマを取り扱うか記載されているので、確認しておきましょう。
 
また、意見を述べる時に使用する決まり文句(na minha opinião, tenho outra opinião contra ele 等)も、型として身につけておくとスムーズに会話が進みますよー。
 

耳寄り情報 〜 スピーキングだけ、現地の試験官が採点する!?〜

ここで1つ、耳寄り情報をお届けします。

ポルトガル語検定には「読解」「リスニング」「作文」「スピーキング」の4パートが存在しますが、なんとその中で唯一

 

スピーキングは現地試験官が採点している

という衝撃情報を入手しました。

 

採点基準はこのようになっているそうです。

1. 発音

2. 流暢さ

3. 文法

4. 語彙の正確性

つまり、上記4つのポイントを磨くことが、スピーキングで高得点を取る近道ということですね!

 

以上、ちょっとした耳寄り情報でした。 

終わりに

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スピーキングパートの記事はいかがでしたか?

 

話している時に文法や単語が間違ったらどうしよう・・そんな悩みを持つ方もいると思います。

大丈夫です。何か話せている限り、スピーキングで合格点以下の結果になることはまずありません。

 

間違いを恐れず、とにかく会話を成り立たせることを意識して臨みましょう。

 

それでは、また!

 

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