ぱらぶらワールド

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青年海外協力隊→開発コンサルタント→有限会社Moringa Mozambique代表取締役。アフリカのモザンビークで起業した、社会人経験ほぼゼロ人間によるブログです。ポルトガル語の学習法や、海外生活、起業、時々読書や将棋のことなどを書いていきます。

モザンビークの刑事事件と民事事件はごちゃ混ぜだ

こんにちは、Yachiroです。

昨夜、現地の友人が自宅を訪ねてきました。

 

友人A:ちょっと困ったことになった!助けてほしい。

僕:(たぶん金の無心だろうな・・)おぉ、どうしたの?

友人A:今日警察からこれを渡されたんだ。
そういって見せてきたのが、これです。 

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これ、警察からの出頭要請書です。

知人Bと金銭トラブルを抱えているらしく、友人Aの対応の遅さに業を煮やしたその知人Bが、警察に駆け込んでこのような事態に。 

金銭トラブルの内容

金銭トラブルといっても、厳密に言うと友人Aが金を借りたわけではなく、

1. 偽物の運転免許証を掴まされた知人Bが、友人Aに相談→免許センターの親戚を紹介する

2. 免許証の正式化のため、賄賂が必要→知人Bのお金を、友人Aを介して親戚へ

3. 免許センターの親戚:「金を受け取ったはいいけど、これは解決無理だわ」

4. 知人Bへの返済が必要→ 親戚が既にお金を使い込み、全額返済が不可能

5. 知人B「お前に渡したんだから、お前が返せ!」と友人Aに

6. 友人Aが対応にまごついていたら、知人Bが警察へ駆け込み、出頭要請書を持ってきた

という話だった。 

 

友人Aとの会話に戻る

友人A:親戚がお金を使い込んだから、半額分を俺が工面しなきゃいけなくなった。警察へ出頭したら、この国のことだ、大して事情も聞かず勾留される。

僕:ここの警察だったらありえるよね。

友人A:ようやく仕事が決まったのに、勾留されて台無しにしたくない!頼む助けてくれ!

・・・結局、いくらかのお金を貸しました。

モザンビークの牢屋、かなり劣悪な環境なんですよね。

僕の知人が入ったことあるのですが、

・食事は昼に一度

・寝る時はコンクリの床。掛布団は使用禁止

・10人以上が部屋に詰め込まれる

・牢屋番からの暴力あり

などなど、聞くだけで「一日たりともいたくない」と思える場所です。

友人が勾留を恐れるのも理解できます。

モザンビークには、刑事事件と民事事件の区別がない?

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不思議なことに、ここモザンビークでは、刑事と民事事件の明確な区別がないような気がします。

日本の場合は、僕でも理解できる違いがありました。

刑事事件と民事事件の違いに関連して知っておきたい6つのこと

でもモザンビークだと、日本だったら民事事件扱いなことでも、すぐ牢屋にぶち込まれます

大して事情も聞かず、まずは勾留。

その後裁判手続きに進むのですが、大半の人は示談で済ませようとします。

裁判なんて、いつ終わるかわかりませんからね。大事なのは、

一刻も早く、牢屋から出ること

なんです。

警察との関わり、個人でモザンビークに住む以上、絶対考えておかなきゃならない部分です。

今回はとりあえず、友人Aを救済できたので良しとします。

お金、ちゃんと返ってくるでしょうか。

 

 

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