故障して4ヶ月ぐらい自宅保管してたタクシー車両、
ようやく売れました。
故障したタクシー車両、ようやく売れた。事故で車失った友人に、低価格で売った。次は注文して10ヶ月経っても来ない、日本からの中古車問題、か。もはやいらないので前金返して欲しいです。
— YASUKE@モザンビーク (@yachiro51) 2017年2月22日
問題は尽きることはありませんが、
泥棒の部品確保先となりかけていた車が売れ、ホッとしてます。
さて、今回は前回の続きです。
1. 病気になったら病院、では危ないです
モザンビーク、首都であればある程度まともな病院はあります。
が、地方だと医療レベルがガクンと落ちます。
僕のいる街、第2の経済都市と呼ばれるナンプラも、医療レベルは非常に低いです。
現地で最高峰の私立病院に入院した日本人、彼は僕にこう言いました。
「あそこに居たほうが病気になりそう」
彼は、治っているのに中々退院させてもらえず、
最終的には半ば強引に退院しました。
入院費、バカに高いんです、私立病院は。
儲けのためにわざと入院を長引かせる、そんなテクニックも使ってくるので、
裸一貫でアフリカ生活する方はご注意を。
何が言いたいのかというと、
アフリカでは医療環境が信用できないので、予防が生命線となる
ということです。
・ご飯ちゃんと食べてないんですよね〜
・昨日夜更かししちゃいました
・悩みすぎてストレスがやばいです
こうした状態を作るのは、危険です。
日本にいる時以上に健康へ気を配る。そうしないと、
面倒なことになります、よ。
2. 暮らし慣れても、危険はすぐそばに
危険がつきまとうアフリカ生活、それでも慣れてくると
まぁ大丈夫だろう
という気持ちになってきます。
・夜、歩いて移動
これ、慣れてくるとする人多いです。
家まで大通りだから大丈夫、人通りがまだあるから大丈夫。
こういう気持ちになったら、遅かれ早かれ被害に遭います。
・・だよな?3年前の自分よ(笑)
そう、3年前、僕はそんな隙だらけの状態でした。
そして、襲われました。
●初の強盗被害
日本人との外食後、他の人には僕が呼んだタクシーに乗ってもらい、
僕だけ歩いて帰ろうとしました。
家まであと50mの地点で、いきなり身体が宙に浮きました。
後ろから首を絞められ、身動きができない。
その間に、他の強盗たちからポケットをまさぐられ、携帯を盗られる。
去り際にボディーブロー。
首絞め強盗、ってやつですね。
これが僕の人生初の強盗被害でした。
今の自分にしてみたら、本当にマヌケな行動だった、と思えます。
たまたま運が悪かった、という問題ではなく、
「大丈夫だろう」と隙だらけだった点が、大きな問題でした。
蛇足ですが、首絞め強盗に遭った際、周囲に人はいました。
目の前のタクシー乗り場にいた運転手や、近くの建物の警備員。
強盗行為中、ノーリアクション。
冷たいな、と思われるかもしれませんが、
僕は仕方のない反応だと思っています。
下手に助けようとすると、復讐されますから。
周囲の助けに頼るのは、お門違いです。
以上、蛇足でした。
薄い膜の向こうには、危険がゴロゴロ転がっている
確率的に、日本よりアフリカにいたほうが犯罪に遭いやすいです。
下記のようなこと、日本で起こるのか?って感じですし。
NampulaのNacala郡にて、囚人11名が脱走。現地警察「いつもどこから逃げてるのか、わからない」。ギャングメンバーも逃げたらしい、です https://t.co/kBAzSbjRba
— YASUKE@モザンビーク (@yachiro51) 2017年2月16日
僕の感覚として、モザンビークでの生活は、薄い膜の中暮らしているイメージです。
ちょっと油断したら、あっという間にやられる。
被害に遭う確率を下げるために、できそうな予防策は面倒臭がらずやりましょう。
人に恨まれないようにする、そうしたことも地味に大事ですよ。
身の周りの復讐話、なんと多いことか。。。