やんぶろ 〜モザンビーク編〜

Bom dia!やんぶろはアフリカのモザンビークから、時差7時間でお届けします

社会企業家(3)

シンドラーのリスト スペシャルエディション [DVD]
こんばんは。今日はこの映画の紹介をしたいと思います。

この映画は、第二次世界大戦時のナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺
(ホロコースト)の中、ドイツ人でナチス党員であるオスカー・シンドラーが
1100人以上もの命を救った実話に基づく内容となっています。

この映画を観て、戦争の悲惨さや人間の狂気というものを考えさせられました。

「なぜドイツ人は同じ人間にあそこまでひどい事を行えたのか?」

集団心理とか、一種の洗脳があったとか、そういう学問的な答えが
あったとしても納得できません。600万人を虐殺することを、僕たち
人間が出来てしまったという歴史の恐ろしさ、忘れてはならないこと
だと思いました。

今回なぜタイトルを「社会起業家」にしたのかといいますと、
僕には彼のとった行動が、社会起業家らしい行動と思ったからです。

「事業を通じて問題を解決する」活動を、
シンドラーも行っていました。彼は工場にユダヤ人を雇い、
彼らの命を守りました。収益も上げながら行われていたので、
持続的な活動を行えていました(ドイツ無条件降伏まで工場は
運営されていました)。

彼の面白いところは、善の塊ではないというところにあると思います。
実際彼は、はじめに工場でユダヤ人を雇ったときは、彼ら労働者にかかる
費用がほとんどないという理由だけでユダヤ人を雇っていました。

お金が好きで、派手なことが好き。女性も好きで女遊びが激しい。そんな
彼だったのですが、ゲットーというユダヤ人居住区が解体された時の虐殺を
目のあたりにし、この地獄絵図のような現実を変えようとし始めます。
できるだけ工場にユダヤ人を雇おうと、リストに記入したユダヤ人を収容所から
呼び集めます。

物事が円滑に進まない時は、他のドイツ人に対してバンバン賄賂を渡してますw

「きれいごとだけではユダヤ人を救えない」という現状を理解しているシンドラーならではの行動だと思います。

何万人もの命を奪うことも救うこともできるのが人間なんだなぁ・・と
複雑な心境になりました。

この映画を観たことがある方の感想を聞きたいです。
観たことのない方はぜひ一度ご覧になってほしい作品です。
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