今回は妻です。
先日、まだまだ慣れないナンプラの町を一人で歩いていると…
「Ola~Ola~(オラ~オラ~)」(ねえ、ねえ)
また変な人が付いてくるなあと無視していると…
「ナマアシャの先生♪」(ナマアシャは私の協力隊時代の任地)
えっ!?と振り返るとそこには見覚えのある顔が!
「ナマアシャの音楽の先生、ここで何してるの?」
そうです、彼は私が1年前に教員養成校で音楽を教えていた生徒でした。
ナマアシャはナンプラからバスで行ったら丸2日もかかる遠い遠い町。私と彼は感動で、大はしゃぎ。
話を聞くところによると、彼はナンプラ出身で卒業後ナンプラへ戻り家族と住んでいる。そして、今は教師として働いてると言うのです!
モザンビークでは、教員養成校を卒業しても先生になれる子はほんのわずか。日本と同じく、教員の空きを待っている子が大勢います。そんな中、自分の教え子が立派に教師として活躍していることを知り、胸に込み上げるものがありました。
一人の日本人から遠いアフリカの子供たちへ、そしてまたその子供たちへ。このつながりが途切れることなく続いていってほしい、そう願った一日でした。
ちなにみ旦那が出張中は「確認なしに家のドアを開けないで。危険な所には行かないようにね。」と言われていますが、また素敵なつながりを探しに、町へ飛び出したいと思います。
今回は以上です。
町で出会った