ぱらぶらワールド

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青年海外協力隊→開発コンサルタント→有限会社Moringa Mozambique代表取締役。アフリカのモザンビークで起業した、社会人経験ほぼゼロ人間によるブログです。ポルトガル語の学習法や、海外生活、起業、時々読書や将棋のことなどを書いていきます。

吉田松陰の夢は、死後に実現していた

こんにちは、Yachiroです。

 

驚きのニュース!!

吉田松陰の短刀が、アメリカへ渡っていたようです。

 

www.huffingtonpost.jp

 

松陰の妹の寿(ひさ)が、渡米予定の知人に贈った短刀。それが松陰の短刀でした。

なぜ妹が松陰の短刀を渡米する人に贈ったのか、それは、松陰が命を賭けて試みたことが、渡米だったからです。

 

吉田松陰の渡米への想い

吉田松陰は、江戸幕府の幕末時代に生きていた思想家です。

幕末と言えば『坂本龍馬』や『西郷隆盛』などが有名ですよね。松陰とも時期は被っているのですが、松蔭は彼らより早くその生涯を閉じました。

 

行動の塊といえる吉田松陰、そんな彼の有名なエピソードの1つが『密出国』です。

西洋文明に興味を抱いた松陰は、海外渡航を試みます。

ですが、2回ほどチャレンジして両方とも失敗に終わり、断念。結局自首をして牢屋に入れられることに。

 

松陰の凄いところは、自らの起こした行動を包み隠さず奉行所へ告白したこと。

密出国は重罪なので、死刑になる可能性もある。それでも松陰

 

自分の起こした行動は、存亡の危機にある日本を想ってのことだ。心を込めて伝えれば、必ず理解してもらえる。

 

と頑なに信じていたので、江戸幕府にとっては危険思想とみなされる考えを、役人の前で話しました。

百術は一誠に如かず』という言葉がありますが、まさにそれを体現しているような人ですね。(ちなみにこの言葉は、松陰の叔父、玉木文之進座右の銘でもあります。百個の術策は、たった一つの誠意にも及ばない、という意味です)

 

密出国の失敗後は、国許の長州藩で蟄居することになり、夢を果たせぬままその生涯を閉じました。

 

死を覚悟した密出国。バレたら死罪になるかもしれないし、うまく成功しても二度と日本へ戻ってこれないかもしれない、そんなリスクだらけの事にチャレンジするのには、よほどの覚悟が必要です。

 

妹の寿(ひさ)は、その兄の想いに心を打たれたのでしょう。

松陰の没後、経緯はわかりませんが彼の短刀を妹が保管。知人で実業家の新井領一郎がアメリカへ渡航することを聞き、「兄の魂をアメリカへ連れて行って欲しい」という願いを込め、短刀を贈呈したようです。

 

その短刀が日本へ再び戻ってきたのが、今月。約140年ぶりの帰国

吉田松陰の渡米の夢が実現したことを知れて、非常に嬉しい!

 

吉田松陰を知るためのオススメ書籍

吉田松陰のことは、山岡荘八司馬遼太郎の本で詳しく知れます。

どちらも吉田松陰の人物が鮮明に描かれているので、読み応えあります。

 

世に棲む日日は、前半の1,2巻が吉田松陰パートだったと思います。後半の3,4巻は高杉晋作で。

 

今回は以上です。

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