ぱらぶらワールド

「俺の家を紹介する」そんなヒッチハイク方法に引っかかった土曜

最近、知人の車の売却を手伝っている。
まあただ、購入希望者を探しているだけだが。

人づてやFacebookなどで希望者を探していたが、いまいち反応が悪い。
車がマニュアルだからか、現地で人気のない車種なのか、その両方か。
とりあえず現状を打開しようと、OLXという、個人広告を載せられるサイトを使ってみた。

メールでの連絡だけにしていたら、全く反応なし。
じゃあ電話番号も載せるか、ということで載せてみたら、翌日早速電話が入った。

「車を買いたいんだけど、12時に会えるか?」

おぉ、広告すごいな。相手が英語しか話せないのには少し困ったが、外国人ならお金も持っているだろうし、一括で支払える。
そう思い、早速売却主へ連絡。12時に会うことになった。

この後、話はおかしな展開をみせる。

購入希望者(以後A)と電話して、2時間ぐらい経っただろうか。
Aからメールが来た。

「車の移動中、交通警官に止められた。ポルトガル語で何を言っているのかわからないので、通訳してくれないか?」

みなさん、どうだろうか。
何を言っているのかわからないのは、Aだと思わないだろうか。

さっき電話しただけで、会ったこともない僕に助けを求める。
そんなに友達がいないのだろうか。

既にこの時点で、A=詐欺師という方程式が成り立ちそうだが、僕は一応通訳を買って出た。

A「あー助かった!今警察官と一緒だから、通訳してくれ。」
しばらくして、警察官(?)が電話に出る。

ニセ警官「どうも、こちら○○地区、△△検問所のJorge Guiambaと申します。実はこのAが、スピード違反と運転中の通話をしていたため、罰金が発生します。ただ彼は100$紙幣しかもっておらず、現地通貨で支払えないようです。繰り返します、場所は○○です。」

どうだろうか。
ニセ警官の発言には、3つのおかしな点がある。
全問正解できた人は、モザンビークにきても詐欺師に騙されないだろう。

1. 警察官は、自分から名乗りでない
というより、電話に出ることすら嫌がる。こんなに理路整然と話す警察官は存在しない。

2. 罰金の支払は、その場じゃなくていい
1週間以内に警察署へ払いに行けばいい。その場だったら賄賂です。

3. Aとコミュニケーション、とれてるのでは?
現地通貨で支払えない、のくだりはおかしい。お互いコミュニケーションとれてるんじゃないだろうか。

実はこれ以外にも、おかしな点はあった。
例えば場所。
Aは12時に町中で会う約束をしてきたのに、11時の時点で200km離れた検問所にいるという。
地名を警官から聞いた時、僕はその地名を知っていたが「まさかそんな所にいないだろう」と思い、横にいた現地スタッフのアブドゥルに電話を代わってもらった。
確認してもらったところ、やはり200km離れた場所だった。

アブドゥルから電話を受け取る際、通話を切った。
A番号からの着信拒否設定をし、知人へ連絡
「ごめんなさい、購入者じゃなく、詐欺師からの連絡でした。」

詐欺師がどういう手段で騙そうとしたのか、僕はまだ知らない。
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